滞納するとどうなってしまうのですか?
未払いの状態が続かんよう気を付けるんじゃぞ!
市民税と市民税はほぼ同じもの
住民税とは1月1日に住んでいた自治体で発生する地方税です。
住民税は、市民税(市町村民税)と都道府県への税を合わせたものですから、住民税と市民税には、ほとんど違いがありません。
会社に勤めているサラリーマンの場合、住民税(市民税)は給料から天引きされます。(特別徴収)
それに対して、派遣社員やアルバイト、或いは自営業であったりした場合は、6月頃に通知書がやってきて、銀行などで支払うようになってきます。
(普通徴収:一括で払うか、年4回に分けて支払うようになります)
滞納したらどうなるのか?
ただ、場合によっては、住民税(市民税)を支払うのが、難しくなってくる場合があります。
基本的に住民税や市民税は、昨年度の収入によって決まるので、今年度にリストラなどで無職になってしまったり、経営が悪化して、収入が激減になったとしても、税金が減額されることはありません。
しかし、支払いが厳しいと言って、未納期間が続いてしまうとどうなるのでしょうか?
まず、納付期限を過ぎると、催促状が届きます。
そして滞納してから、最初の一ヶ月は、数%弱、それを超えると、10%近く延滞金が、掛かってくるようになります。
それでも延滞を続けていると、今度は、あなたの財産調査が実施されるようになります。
その中で、取引先や勤務先への連絡が行くようになり、滞納していることがバレてしまうので、その段階で、社会的信用を失ってしまうリスクがあります。
さらに、そこで調査した内容に基づき、発見された給与や財産を差し押さえられ、そこから未納分の支払いに充当することになります。
そして、不動産などがあれば、売却され、そこから未納分に充てられます。
どれくらいの期間で差し押さえられるかは、市の財政状況によっても違ってきます。
つまり、住民税(市民税)を滞納していると、財産と社会的信用を一気に失う可能性があるのです。
かなりシビアな世界が実際は待っておる。
役所だからといって、なめておったらヒドイ目に遭うから、滞納には十分気を付けるんじゃぞ!