出産費用が足りない、帝王切開をした時はどう対処する?

お腹の中にいる子供が、逆子であることが分かり、帝王切開で産むしかないと産婦人科のお医者さんから言われました。
その場合、費用がグンと上がってしまいそうなので、出産費用が足りない感じになってきそうです。
こんな時、どうしたらよいでしょうか?

 

帝王切開の場合だと、医療費が高額になるからのう。

そんな時は、健康保険の制度を合わせ技で利用していくのじゃ!

 

出産費用に関する基本的なお話から

子供を産む時には、50~100万円ぐらいの費用が掛かると言われています。

それだけ聞くと、ビックリしてしまうのですが、健康保険の制度を利用すれば、キチンと対応をしていくことが可能です。

出産育児一時金

これは、通常の健康保険に加入していれば、新生児一人当たり42万円がもらえる制度です。
(産科医療保障制度に加入していない医療機関では39万円)

以前は、このお金は、出産を終えて申請をしてから、1~2ヶ月しないと支給されず、それまでは自分で立て替えないといけませんでした。

しかし平成21年10月以降は、健康保険の機関から各医療機関へ直接、医療費を支払う直接支払い制度を理容すれば、一時負担をする必要がなくなり、差額分だけを精算すれば良いことになりました。

帝王切開で出産した場合

ただ、帝王切開をした場合は、その分、医療費が高額になり、出産育児一時金では、足らなくなってきます。

その場合は、高額療養費費制度を利用すれば、月々の支払い限度額を超えた医療費に関しては、払い戻しを受けられるようになります。

ただ、この制度は、申請をしてから、還付金が支給がされるまでに1~2ヶ月掛かるので、そこがネックになってきます。

ただ、今回のように帝王切開をすることが事前に分かっている場合、限度額認定証を健康保険の機関に申請して、事前に提示すれば、窓口での支払いを自己負担額だけに抑えらるようになります。

ただし、入院の期間が月をまたがってしまうと、支給される療養費を決める際の基準となる自己負担額が2ヶ月分となり、全体の支給額が減ってしまうので、気を付けましょう。

帝王切開の場合は、出産日を変更することも可能なので、お医者さんと相談してみて下さい。

帝王切開出産する費用は、上記の方法を使えば、かなり抑えることが出来るぞ。

ここまで抑えることが出来れば、あとは何とかなるじゃろう。

余計なストレスは感じずに安心して元気な赤ちゃんを産むんじゃぞ!


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