葬式費用がない場合@父に突然余命1ヶ月の宣告

父親が肺がんの末期にとなってしまい、余命1ヶ月と医者から宣告されてしまいました。
父は年金でギリギリ生活をしていたので、財産などありません。
かくいう私も、恥ずかしながら貯金がない状態です。
こんな時、どうすれば良いでしょうか。


葬儀の規模を変えたり、支払い方法を考えることによって、乗り切ることが可能になってくるぞ。

家庭の事情も考慮しながら、最善の方法を選択出来ればいいの。


親の葬式が近づいたら考えるべきこと

両親が、70代、80代を迎えると、やはりどうしても、亡くなった時のことを考える必要が出てきます。

なぜならば、葬式に掛かる費用は、平均200万円だと言われているからです。

とりわけ、親がガンや脳梗塞など、死に直結する病気に掛かってしまった場合は、早めにどうするか考えなければなりません。

ただ、親の死期が近づいても、手持ちにお金がないというのは、よくある話しです。

そんな時は、どうすれば良いのでしょうか?

故人の健康保険を利用する

意外と知られていませんが、亡くなった方が、国民健康保険に加入をしていた場合、埋葬を行なう方に葬祭費が5万円支給されます。

社会保険に加入していた場合も、埋葬料として一定の金額を受け取ることが出来ます。

これらの費用は、申請をしないと受け取ることが出来ないので、必ず申請をしましょう。

葬式費用を抑えるべきか考える

普通に葬式を行なうと莫大な金額が掛かってしまうので難しいという方は、より簡素なやり方で葬儀を行なうという選択肢があります。

家族などの近親者だけで行なう家族葬であれば、40~100万円と相場の半分以下の金額で葬儀が出来ます。

さらに、通夜や告別式を行わず、火葬のみを行なうという直葬という形であれば、10~20万円ぐらいに費用を抑えることが可能です。

費用をどうするか考える

ただ、それでもお金がないという場合、あるいは、家族葬や直葬だと、亡くなった家族に申し訳ないから、無理をしてても、葬式をしっかりやろうという場合は、支払いの段階で良い方法を探すようになります。

一部のローン会社や信販会社、銀行などでは、葬儀ローンを取り扱っています。

また、葬儀社と提携しているところもあります。

葬儀ローンは7.2~10%の金利で葬儀費用を借りれるというメリットがあります。

子供としては立派な葬式を開いて上げたいと思う所じゃが、意外と親は、質素にしてくれと思っている場合もあるからの。

親御さんにとっても、一番良い方法が何か考えながら、決めていくのじゃぞ。


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